2011年2月19日土曜日

作者紹介「第二期生修了作品」プログラム(修士二年) 折笠良

作者紹介、今日は「第二期生修了作品」プログラム(修士二年)折笠良さんです。

•自己紹介をどうぞ
アニメーション専攻2年の折笠良です。
1986年生まれです。2009年に茨城大学教育学部を卒業し本専攻に入学しました。


 •なぜアニメーションをつくっているのですか?
アニメーションを使って何が出来るか考えています。

•なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
地方の大学に居た僕には芸大というのは名前や大体のイメージだけでもそれなりに入る価値がある様に思えたのです。しかし山村浩二さんが教授で無かったら受験はしていなかったと思います。

•実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
贅沢な環境なので、何か勘違いをしていそうで怖いです。
周りに色々と刺激がありますし、よそ見もしますので、下手すると作る理由なんてすぐ無くなってしまいそうです。



•作品を見る人に何を求めますか?
見て何か思ったら、作った本人や周りへ出来るだけ伝えて欲しいと思います。
orikasaryo@hotmail.co.jp

•在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
映画を見たり本を読んだり人間関係について考えたり走ったりするのに時間を使いました。

•在学中、出来なかったことはありますか?
沢山あります。

•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
逆に何を持っているのか怪しいです。つくる技術だとか経済力とか語学力とか音感とか個別に挙げればキリがありませんしあーそれぞれが結構切実な問題。ですが一番必要なのは耐える事。

•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
Twitterでどんな下らないコメントも敢えて拾っていく東浩紀さん的態度。
「二位じゃダメですか」蓮舫さん的態度。同時に反対も描く水森亜土さん的態度。

•今後はどんな活動をされますか?
作品を制作します。それから、なるべく制作から離れないようにしたいと思いますが、ジャンルを問わず同時代の作家さんと交流したいと思っています。その為に何か出来る事を考えています。

•最近気になっているもの、ことは何ですか?
金麦(お酒)の広告。家族や幾人かの知人友人の事。『狂気の西洋音楽史』。『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』。自分のノリの悪さ。幽霊。新•方法主義。自動人形。ラッセル。整形手術。

•最後にメッセージをどうぞ
修了制作展では「Scripta volant」(スクリプタ ウォラント)という作品を上映します。
Scripta」は「書かれたもの」、「volant」は「飛び去る」という意味です。どうぞよろしくお願いします。








折笠良さんの作品『Scripta volant』は「第二期生修了作品」プログラムで上映いたします。
どうぞよろしくお願いします。

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