2011年7月2日土曜日

今日から始まります!

7月2日、今日からいよいよユーロスペースにて、
GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE レイトショーが始まります。

上映前には和田淳さん(アニメーション作家)と真利子哲也さん(映画監督)によるトークショーも開催いたします。

トークショー
2日(土)上映前ゲスト:和田淳さん(アニメーション作家)、真利子哲也さん(映画監督)

ゲストプロフィール
和田淳さん
1980年兵庫県生。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『鼻の日』(05)がノーウィッチ国際アニメーション映画祭短編部門でグランプリ、『わからないブタ』(10)がザグレブ、アヌシー、広島、オタワの四大国際アニメーション映画祭にノミネートし、ファントーシュ国際アニメーション映画祭ではBest filmを受賞。新作『春のしくみ』(10)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で上映され、アナーバー映画祭ではFunniest filmを受賞。
 
真利子哲也さん
1981年東京生まれ。2003年『極東のマンション』で13の映画祭から招待され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリをはじめ、7映画祭で受賞したことで注目を浴びる。翌年に発表した短編『マリコ三十騎』では、オーバーハウゼン国際短編映画祭・映画祭賞を受賞。ロッテルダム国際映画祭など18の映画祭から招待され、2年連続となるゆうばり国際ファンタスィティック映画祭グランプリ受賞を含む9映画祭で賞を獲得して国内外から高い評価を受ける。2007年に東京藝術大学大学院映像研究科に入学して黒沢清監督に師事、2009年に修了作品として監督した初の長編映画『イエローキッド』が2010年渋谷ユーロスペースをはじめ、全国各地で劇場公開された他、国内外18の映画祭に招待された。同作は2011年、高崎映画祭にて若手監督グランプリ、おおさかシネマフェスティバルにてインディペンデント映画賞、日本映画プロフェッショナル大賞にて新人監督賞を受賞。最新作は中編映画『NINIFUNI』。

皆様、お誘いあわせの上、ご来場ください。
会場でお会いできるのを楽しみにしております。



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GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
第二期生修了制作展
会期:2011年7月2日(土)~2011年7月6日(水)連日21:00よりレイトショー
会場:ユーロスペース
東京都渋谷区円山町1‐5(渋谷・文化村前交差点左折)
チケット:【一回券】当日900円/前売800円【4回券】3000円
※チケットは「GEIDAIFILM #5」と共通でご使用になれます。
トークショー
2日(土)上映前ゲスト:和田淳さん(アニメーション作家)、真利子哲也さん(映画監督)
3日(日)上映後ゲスト:土居伸彰さん(アニメーション評論家)
 ブログ:http://geidai-anime-02-source.blogspot.com/
第二期生修了制作展公式ウェブ:http://animation.geidai.ac.jp/02source/
twitter:@geidai_02source
GEIDAI FILM #5 映画専攻第五期生修了作品展http://www.fnm.geidai.ac.jp/film5/
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【DVD】GEIDAI ANIMATION 2nd Graduate Works 2011 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第二期生修了作品集 Amazon.co.jpおよび藝大アートプラザにて販売中!



延期となっていました第二期生の修了制作DVDが販売中です!
今年の修了制作展で上映された「第二期生修了作品集(11作品)」のバラエティ豊かな様々な手法、表現で作られたアニメーション作品の数々に加え、去年の修了制作展で上映された昨年度制作の「一年次作品集2010」(11作品)も同時収録しています。
その中の一作である「くちゃお」(監督:奥田昌輝)は、Fantoche(スイス)でNew Talent受賞、Animadrid(スペイン)で学生部門グランプリ、ベルリン国際映画祭ノミネートの他、国内外の数々の映画祭で上映、「PART BLUE」(監督:宋永盛)もAnimadrid(スペイン)、Anima Mundi(ブラジル)などで入選しています。
藝大アートプラザおよびAmazon.co.jpにて購入が可能です。

■第二期生修了作品集(11作品)
「やさしいマーチ ver.2」植草航
「アイデアが捕まらない。」奥田昌輝
「Scripta Volant」折笠良
「約束」河野亜季
「creator」河野宏樹
「ユッグの鳥」齋藤まりこ
「tick tack」柴田千晶
「少女のいと 魔法のいと」渋田直彰
「さまよう心臓」秦俊子
「標本の塔」牧野惇
「魔術師と雪の花」吉田健

■一年次作品集2010(11作品)
「Walls」大川原亮
「くちゃお」奥田昌輝
「赤い魚」金原里紗
「A brightening life」河野亜季
「宵がつぶやく」河野宏樹
「ジージとバーバ」柴田千晶
「うわの空からかえってくる」渋田直彰
「PART BLUE」宋永盛
「安息の場所」秦俊子
「少女考」深瀬沙哉
「穴」牧野惇

DVDケースの中味。ブックレットとレーベル面

ブックレットには、あらすじ、作者紹介、スチルが掲載

修了後作者紹介/第十回「ユッグの鳥」齋藤まりこ


GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、齋藤まりこさんの紹介です。


>卒業後の現在、何をしていますか? 
仕事を探しています。


>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
自分の表現の幅を広げるため。院での生活は今までとは異なる観点で様々なものと見たり学んだり吸収する事が出来ました。


>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
この作品は私にとって一人で全てを一から作りきる事の出来た初めての作品です。今後発表出来る場があれば発表していきたいと思います。


>今後の抱負をお願いします。
新たな作品を制作していきたいと思います。


修了後作者紹介/第九回「creator」河野宏樹

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、河野宏樹さんの紹介です。



>卒業後の現在、何をしていますか? 
模索中です。




>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
立体アニメーションを作り続けたいと思ったからです。
院生活はとても恵まれていたと思います。場所、機材、サポートの充実。また様々な考え方を持った仲間がいたので、刺激には困らないと思いました。むしろ劣等感の方が強かったと思いますが…。考えてみたら今まで人生の中で一番「自由」だったのかもしれません。教授の方々や助手の方々、作品に関わっていただいた全ての方に感謝しております。





>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
「自分がなぜ立体アニメーションに惹かれるのか」その疑問の答えを映像としてアウトプットし、自分自信と物とアニメーションとの距離を見つめた作品です。
コンペなど多くの人に見てもらいたいですが、自分自信に言及している分、その作品の反応を見たり聞いたりするのは怖い部分もあります。でも一年間はその是非を問いたいと思います。


>今後の抱負をお願いします。
何とか頑張って生きていこうと思います。
作品は個人的に熱が冷めてしまっている事もあり、立体アニメ以外の事をやるつもりです。


修了後作者紹介/第八回「アイデアが捕まらない。」奥田昌輝

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、奥田昌輝さんの紹介です。




>卒業後の現在、何をしていますか?
フリーランスで、アニメーションとイラストレーションを仕事で制作しています。
それ以外は新しい作品とその他について考えています。




>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
元々、学部がグラフィックデザイン学科だったので、より専門的に映画(アニメーション)を学びたいと思ったのが大学院に入ろうと思った一番の理由です。
大学院生活を振り返ると、自分には贅沢すぎるような時間と空間が与えられていた2年間でした。
今になってそんな当たり前のことに気づくわけです。
一番贅沢だったと思うのは機材です。
フリーランスでやっていくことになって、僕が真っ先にしたことは機材を購入することでした。
大学院には、制作に関するあらゆる機材がそろっています。
映像に関する機材だけでなく、音に関する機材も充実していますし、アニメーションを制作するに当たって不自由したことはほぼ無いと言っても過言ではありません。
高価な機材を買い、制作スペースを借りてやっと1人で制作できる環境が整いましたが、まだまだ学校の機材に比べると足りないものにばかりです。



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
作品を完成させることが何かの転換点になる、ということがあると思います。
今回の作品は、自分にとってまさにそんな作品です。
制作している最中は考えていなかったことですが、今までの自分や自分の作品をこの作品を作ることでリセットしたかったんだと思います。
本作品の発表は主に映画祭でしていくつもりです。
しかし、これだとあくまでもコンペに入らないといけないので、難しいかもしれません。
その場合は、あまり日の目を見ない作品になる可能性があります。




>今後の抱負をお願いします。
負けないもん!



2011年6月30日木曜日

修了後作者紹介/第七回「やさしいマーチ」植草航

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、植草航さんの紹介です。


>卒業後の現在、何をしていますか? 
会社員をしています。
自主制作も少ししてます。


>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
学部の卒業制作と同じ方向性でもう少し踏み込んだ作品をもう一作品制作したいと思い
学生時代に悔いを残さないようにと大学院に入学を決めました。

大学院での思い出や印象は『制作』の一言でした。
空気感を薄らと思い出します。


>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか? 
前文でも述べましたが、これまでの学生生活を象徴するような作品だと思います。
発表に関しては、何度も見たくなる作品を制作したかったので、できればそういった発表を今後していきたいと感じています。


>今後の抱負をお願いします。
図々しいと思うのですが、今の自分らしくいれたら思います。 

修了後作者紹介/第六回「少女のいと 魔法のいと」渋田直彰

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、渋田直彰さんの紹介です。

>卒業後の現在、何をしていますか? 
卒業制作は立体のアニメーションを作りましたが、現在は平面アニメを修行中です。あまのじゃく体質のせいか、立体アニメを作っていると平面アニメをしたく なり、今はまた少し立体のほうにも意識が向いています。しかし、技術の進歩か、学校の機材ではなく、以前使っていた自分の道具では間に合わない所があるの で、個人で立体アニメーションを作るのは大変だなと思っています。

>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
ひたすら自分の作品のことばかり考えて入りましたが、他の作者を間近で見て少し視野が広がったのではないかと思っています。後は何かしらアカデミックパックを買ってりゃよかったかなというのと、もっと学校機材を使い倒しておけばよかったと思っています。



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
自分の代表作となりました。
やはり学校で作るということで、気負いや、義務感や責任などを考えて堅くなることがあったので今後作品を作るとしたら、軽いものを気楽に作りたいです。発表はインターネットを使ったものになるのではないかと思います。


>今後の抱負をお願いします。
卒業制作をつくって痛感したのは基礎の力不足です。作品を作っていたら後から付いてくるものもあるでしょうが、個人で作る際、苦手なものは避けて考えてし まいます。またそれでも作れるのがアニメーションの面白さですが、なんとかその穴を埋めつつ今後もなにか作っていけたらいいなと思います。

修了後作者紹介/第五回「さまよう心臓」秦俊子

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、秦俊子さんの紹介です。

>卒業後の現在、何をしていますか? 
現在はイラストレーターをしています。



>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
私は大学院に入るまで独学でアニメーションを制作していたのですが、大学院を受験したのは、アニメーションを本格的に勉強したいと考えたからです。
また、大学院生活は、自分の作品制作に全身全霊をかけて打ち込むことのできる非常に贅沢な時間でした。



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
本作品には私の魂が込められています。人形アニメーションでホラーは作れるのかというところに挑戦したのですが、私は本作品「さまよう心臓」をより多くの人に見ていただきたいです。そして、ホラーの魅力や楽しさをより多くの人に伝えたいです。


>今後の抱負をお願いします。
私はこれからもアニメーション、映画を制作し続けていきます。
そして、より多くの方に映像を見ることの楽しさや興奮を味わっていただきたいと考えています。

2011年6月29日水曜日

修了後作者紹介/第四回「標本の塔」牧野敦

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、牧野敦さんの紹介です。


>卒業後の現在、何をしていますか? 
映像関係の仕事をしています。


>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
チェコの映画祭で観た山村先生の「カフカ 田舎医者」に衝撃を受けたのと、帰国して何をしようも何も無かったのでまずは関東に出ようと決心したからです。
大学院生活は今までで一番忙しかった2年だったと思います。特に2年目が。




>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。 
「穴」も「標本の塔」も、僕が日常の生活から感じた疑問から制作されています。制作しながらその答えを探って行くのですが、作品が完成した後もその疑問を考えることがあり、作品とは違った考えが出てきます。そうなると自分の作品を観るのに少なからず抵抗が
生まれます。今はその段階です。


>今後の抱負をお願いします。
個人制作では手描きを、仕事ではそれ以外の手法で楽しいものをこれからも制作していきたいと思います。


修了後作者紹介/第三回「約束」河野亜季

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、河野亜季さんの紹介です。



>卒業後の現在、何をしていますか? 
制作と並行しながらwebショップの運営ディレクションをしています


>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
パペットアニメーションの制作は一人で制作を続けていると技術の面でも限界があったからです。
基本的に撮影スタジオでの生活でした。苦しくもありましたが仲間がいたので楽しかったです。
学校に戻ると航くんがモニタを見ながらいつも「ぷぷ」と小さく笑っていました。
制作に没頭でき自分と向き合う事ができたとってもとっても貴重な時間でした。



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?

"約束"は語り手が一つの物語を語りながら流れていきます。私はシナリオ制作に多くの時間を割きました。
作品完成から時間がたって改めてみてみるとこの物語は私の25年の経験からうまれたもので、私の頭の中だとおもいます。
また、音楽制作にも時間をかけ、音のメンバーの協力なしではできなかった作品だとおもいます。


>今後の抱負をお願いします。
一つ作品をつくったので、そろそろ遊びも仕事も情熱と実行する力を忘れずがむしゃらにやってみて何かに突き当たってみようとおもいます。
そうしてゆっくりとアイデアを吸収していこうとおもいます。
あと、今年度中に伊藤ゼミ展をします!

イベント情報2

昨日に続きまして、イベント情報をお知らせいたします!

7月2日(土)上映前 トークイベント
ゲスト:和田淳さん(アニメーション作家)、真利子哲也さん(映画監督)

今回のレイトショー公開は「GEIDAI FILM♯5 / GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE」と銘打った、
東京藝術大学大学院映像研究科の映画専攻とアニメーション専攻の合同イベントとなっております。(7月2日〜7月6日までがアニメーション専攻、翌7日〜15日までが映画専攻の上映となります。)

そこで!初日である2日に両専攻ご出身の監督によるトークイベントを開催させて頂きます。

ゲストに『わからないブタ』(10)がアヌシー、広島をはじめとした世界四大アニメーション映画祭にノミネート、新作『春のしくみ』(10)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で上映され、
アナーバー映画祭ではFunniest filmを受賞されたアニメーション作家の和田淳さんと、
全国公開され話題となった長編『イエローキッド』で高崎映画祭にて若手監督グランプリや日本映画プロフェッショナル大賞を受賞、最新作『NINIFUNI』を含むオムニバスmovie PAO』が絶賛公開中(テアトル新宿にて〜7/1まで)の映画監督、真利子哲也さんをお迎えいたします。

合同イベントだからこそ実現した貴重なトークイベントとなっております。

皆さま、お誘い合わせの上是非ご来場ください。





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GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 第二期生修了制作展

会期:2011年7月2日(土)~2011年7月6日(水)連日21:00よりレイトショー

会場:ユーロスペース 東京都渋谷区円山町1‐5(渋谷・文化村前交差点左折)

チケット:【一回券】当日900円/前売800円【四回券】3000円

※チケットは「GEIDAI FILM #5」と共通でご使用になれます。

トークイベント
7月2日(土)上映前 
ゲスト:和田淳さん(アニメーション作家)、真利子哲也さん(映画監督)
7月3日(日)上映後 トークイベント
ゲスト:土居伸彰さん(アニメーション評論・研究)
第二期生修了制作展公式ウェブ:http://animation.geidai.ac.jp/02source/
twitter:@geidai_02source 7月7日(木)〜15日(金)

GEIDAI FILM #5 映画専攻第五期生修了作品展
http://www.fnm.geidai.ac.jp/film5/

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2011年6月28日火曜日

修了後作者紹介/第二回「Scripta volant」折笠良



GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、折笠良さんの紹介です。


>卒業後の現在、何をしていますか? 
大学の助手をしています。 
次の機会を伺っています。


>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
大学院の授業に来て下さった明和電機さんに、ちょうど後者と同じ質問を 
した人がいました。明和電機さんは違いを確認する期間だったと仰っていた 
のをよく覚えています。 
僕も幾つかの点については当初は違和感だったものを、違いといえる 
所まで引き上げる事が出来たと思います。 



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
 とりあえずの根拠です。
 作品は出来れば、はっとする言葉と出会えるような場で発表をしたいです。


>今後の抱負をお願いします。
頑張ります。

イベント情報1

二期修了生の折笠です。
今週末に迫りました「GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE」ですが、イベント情報をお知らせいたします。


7月3日(日)上映後 トークイベント
ゲスト:土居伸彰さん(アニメーション評論・研究)


土居伸彰さんプロフィール
1981年生。早稲田大学演劇映像学連携研究拠点研究助手、アニメーション研究・評論。Animations Creators & Critics運営・編集委員、自主レーベルCALF運営人。共著に加藤幹郎編著『アニメーションの映画学』(臨川書店、2009年)、論文に「この世界をアニメートする――ユーリ・ノルシュテイン『話の話』論」(『アニメーション研究』第9巻第1号、2008年)、訳書にクリス・ロビンソン『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』(太郎次郎社エディタ      ス、2009年)などがある。

 

世界の映画祭を飛び回り、沢山のアニメーションをご覧になっている土居さんの目に二期生修了作品はどう映ったのでしょう。


皆さまお誘い合わせの是非ご来場ください。






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GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 第二期生修了制作展
会期:2011年7月2日(土)~2011年7月6日(水)連日21:00よりレイトショー
会場:ユーロスペース 東京都渋谷区円山町1‐5(渋谷・文化村前交差点左折)
チケット:【一回券】当日900円/前売800円【四回券】3000円
※チケットは「GEIDAI FILM #5」と共通でご使用になれます。

7月3日(日)上映後 トークイベント
ゲスト:土居伸彰さん(アニメーション評論・研究)

第二期生修了制作展公式ウェブ:http://animation.geidai.ac.jp/02source/
twitter:@geidai_02source

7月7日(木)〜15日(金)
GEIDAI FILM #5 映画専攻第五期生修了作品展
http://www.fnm.geidai.ac.jp/film5/

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2011年6月27日月曜日

修了後作者紹介/第一回「魔術師と雪の花」吉田健

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、吉田健さんの紹介です。


>卒業後の現在、何をしていますか?
在学時にCG会社を起業してしまったので、卒業後は、CGの制作と経営をやってます。



>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか?
作品をひとつ作るため。CGの研究をしたかったから。
大学院生活は、仕事と学業の両立が大変でした。もうやれません。できません。しないです(笑)
ここでひとつ作れたことによって、自分のこれから何をすべきかが、より見えてきた気がします。


>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
オリジナルを一本きちんとお話として完成できたという意味で、処女作です。
作品を発表するときは、会社の作品として出すと思います。自分は作家として作品を出すという形ではないかと。
CG屋として、なにか出せればと思ってます。


>今後の抱負をお願いします。
CGプロダクションとして、ピコナ(自分の会社の名です)のブランドを確立していきたい。
日本だけでなく、アジアの中で、新しい流れを作っていきたい。