2011年3月15日火曜日

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 「第二期生修了制作展」GEIDAI ANIMATION 02 SOURCEの開催延期について

このたびの東北関東大震災およびその後の電力需要逼迫等に伴い、「大学院映像研究科アニメーション専攻第二期生修了制作展」 を延期いたします。

再開催の時期は現在のところ未定ですが、開催についての情報は、当修了展ホームページ、Twitter等で改めてお知らせしますので、なにとぞご理解、ご了承のほどお願い申し上げます。

平成23年3月14日

東京藝術大学大学院映像研究科

2011年3月14日月曜日

修了制作展 延期のお知らせ





今回の東北関東大震災にともなう諸情勢を十分に踏まえるとともに、ご来場者の安全を確保し、また、東京電力の計画停電にも適切に対応するため、2011年318日から開催を予定しておりました GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE/東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第二期生修了制作展は、開催を延期いたします。詳細を後ほど公式ホームページに掲載させて頂きます。大変申し訳ありませんがご理解ください。よろしくお願いします。


修了制作展 学生実行委員


2011年3月10日木曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)飯田千里

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)飯田千里さんです。

•自己紹介をどうぞ 
JAM FISH」を制作した
飯田千里(いいだせんり)と申します。
アニメーション制作をはじめて、かれこれ7年ほどたちます。

 •なぜアニメーションをつくっているのですか?
だんだん記憶がおぼろげになってきて、直接のきっかけはよく覚えていません。
気付いたら高校以来ずっと作っていました。もう自分からは切り離せない存在です。
(自分にとっては)アニメーション表現こそが
この時代とそこにいる自意識を的確に体現し、語り得るメディアだと信じてます。

•なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
国内でアニメーション制作を志す学生にとって最高の環境だから。
国立で2年だし、お財布に優しいから。

•実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
「アニメーション」の一言の下に、こんなにバックグラウンドの違う人がいることが分かり
「人それぞれ」という言葉をようやく理解できました。

•作品を見る人に何を求めますか? 
特になにも。画面自体から出てくるものをただ見てもらえればと思います。

ただ一応、作者としてはこどものころの記憶や感覚を中心に最もシンプルな形を目指してアニメーションを作っています。ぜひ銘々の記憶でディティールを補完していただければ、映像を通じてお話ができるのではないかと思います。

•在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
(以下の質問はすべて「1年目」においてのお話)
韓国の学校との共同制作に参加したこと。
初めての海外は、アジアで、極寒で、暖かいもてなしで、でもやっぱりアニメーション絡みでした。
作品自体の質を向上させるというよりも、制作を通じて色々体験すること、「まずやってみる」原点に帰ろうとした一年でした。

•在学中、出来なかったことはありますか?
今年はアニメーションを作り始めて以来初めて、個人作品が作れませんでした。
でもそのおかげでアニメーション制作以外(以前?)に認識すべき事柄が沢山あることを実感できました。

•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
余裕。何かするとき、口に出すとき、あと一歩踏みとどまって振り返る余裕。

•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
「ぶっちゃけ」すぎるのってどうなのでしょう。フランク、透明性、いろんな言い方がありますが
いずれにせよ白黒つかないのが現実なら、あえて本音と建前作ってきたことこそが昔の人の知恵だったりして…

•今後はどんな活動をされますか?
できれば、今年は修了制作のほかにもう一本作りたいです。
でもアニメーションやキャラクターデザインや、絵本などのお仕事がしたいです。本当に、切実に。

•最近気になっているもの、ことは何ですか?
みなとみらい線に萌え擬人化システムが導入されはじめていること。
横浜駅前ビルCIALが、50年の歴史に幕を閉じてしまうことの寂しさ。
変わらないと思ってた事がじわじわと知らないうちに変化していて、気付いたら取り返しのつかないことになっているようなぼんやりした不安。

•最後にメッセージをどうぞ
ぜひ見に来て下さい。感想等、気になることがありましたらぜひお声をおかけください。
よろしくお願いします。
 飯田千里さんの作品『JAM FISH』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。 

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)胡嫄嫄

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)胡嫄嫄さんです。
•自己紹介をどうぞ
胡 ゆぇんゆぇんです。中国南京出身です。チャイニーズです。
南京藝術学院デザイン科学部卒業です。小学校は名古屋に居ました、
ので、日本語喋れます。


•なぜアニメーションをつくっているのですか?
自分の絵が動くことが楽しいからです。動くのはいいです!
なんだか自分の表現に合っていると感じました。

•なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
アニメーションに興味を持ち始め、芸大にアニメーションの院があるのを知ったからです。


•実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
宝箱見つけた様な感覚です^^


•作品を見る人に何を求めますか?
いっぱい何かを感じていただきたいです。何でも嬉しいです。
あ、見て気持ち悪くなったらすみません。

•在学中、アニメション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
自炊です。前期は毎日お弁当作ってました~後期は学校まで徒歩で歩くことです。

•在学中、出来なかったことはありますか?
ゆっくり横浜観光。

•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
自制心、あと、めんどくさいって思わない様にする。

•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
ほどよく適当にする精神。

•今後はどんな活動をされますか?
アニメーション作ります。

•最近気になっているもの、ことは何ですか?
カラフルな海ウシ。自然の生み出す色はすばらしいです。

•最後にメッセージをどうぞ
ブツブツをたくさん描きました。
気持ち悪くならない様に描いたので、ブツブツを楽しんで下さい!
でも気持ち悪くなったらすみません。。。

胡嫄嫄さんの作品『Spots Spots』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。 

2011年3月8日火曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年) 吉田まほ

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)吉田まほさんです。






•自己紹介をどうぞ
吉田まほです。
東京藝術大学デザイン科を卒業後、当大学院に進学しました。

•なぜアニメーションをつくっているのですか?
自分に合う作品形態を探しているうちに流れ着きました。

•なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
学部卒業制作としてアニメーションに取り組んだとき、
あまりに勉強不足だなと感じたので。

•実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
初めて来たとき、校舎が海の上にぽつねんと建っているものだ
からびっくりしました。
入学後は新しい人や物、作品との出会いがひっきりなしにあっ
て、わーっともみくちゃになっているうちに気付いたら一年過
ぎていました。
2年だけで終わるのは勿体ない。4,5,6年くらい欲しいです。

•作品を見る人に何を求めますか?
とくに何も構えずに観て、率直な感想を頂けると嬉しいです。
お褒めの言葉でなくても糧になります。

•在学中、アニメション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
馬車道駅が近すぎるので、一つ手前のみなとみらい駅から熱心
に通学していました。
真夏に横浜駅から歩いたときはちょっと調子に乗りすぎたなと
思いました。

•在学中、出来なかったことはありますか?
横浜駅より遠くから徒歩で学校に行くこと。
道が分かりませんでした。

•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
きめ細やかさと、ミントタブレット。

•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
日本も昼寝を義務付けるべきだと思います。

•今後はどんな活動をされますか?
また流れ着いた先で何か作っていると思います。

•最近気になっているもの、ことは何ですか?
東横線沿いの素敵スポットを開拓したいです。

•最後にメッセージをどうぞ
まだまだ拙い作品ですが、
少しでも楽しんで頂けたら光栄です。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。


吉田まほさんの作品『Al Dente Tango』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。 

2011年3月7日月曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年) 山北麻由子

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)山北麻由子さんです。







•自己紹介をどうぞ
山北麻由子
1986年生まれ 愛知出身、多摩美術大学映像演劇学科卒です。こんにちは。
今回「玉響(たまゆら)の夢」という作品を作りました。

 •なぜアニメーションをつくっているのですか?
絵や物を作ることが一番合ってるなあと思ったのと
観てくれる人の反応が楽しみだからです

なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
友達を作ろうと思ったため

実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
授業や課題が学部の時の倍以上大変だった事。
皆いい人な事。
朝も夜中も夏休みの明け方でも必ず誰か作業してる事。

作品を見る人に何を求めますか?
自由でいいと思います。
どんな反応も作者にぶつかります

在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
お菓子作りです。

在学中、出来なかったことはありますか?
まだ1年ありますが、院生になっただけの作品が作れるかという事が、どうなるかです。

今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
集中力と対人能力。あとアグレッシブな趣味。
いっぱいありますよね。

今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
すごい質問をしますね。
必要というよりはいらないものを減らすべきかもしれません
社会から離れたところにいるのでなんとも…。

今後はどんな活動をされますか?
作り続けます。就職活動もします。

最近気になっているもの、ことは何ですか?
一番興味があるのは人です、作っている人もいない人も。


最後にメッセージをどうぞ
先輩達の作品皆大作ですよ。来ないと後悔するかもしれませんよ…。
よかったら馬車道まで遊びに来て下さい。
そして仲良くして下さい。

山北麻由子さんの作品『玉響の夢』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。 

2011年3月6日日曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)告畑綾

修了展本番が近づいてまいりました。
今日からは「2010年度一年次作品」プログラムの作者を紹介していきたいと思います。
今日は修士一年の告畑綾さんです。






自己紹介をどうぞ
告畑綾です。今年24歳です。

 •なぜアニメーションをつくっているのですか?
生きるためです。

なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
暗室に惹かれたのです。

実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
みんな自炊をしています。

作品を見る人に何を求めますか?
求めることはないです。

在学中、アニメション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
自炊です。

在学中、出来なかったことはありますか?
魚の煮付けです。

今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
煮物のレパートリーです。

今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
必要なものがありすぎると思います。

今後はどんな活動をされますか?
食べていけるだけの職を探します。

最近気になっているもの、ことは何ですか?
写真です。

最後にメッセージをどうぞ
2011年も頑張ります。宜しくお願い致します。

告畑綾さんの作品『今村商店』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。
どうぞよろしくお願いします。