2011年3月4日金曜日

作者紹介「第二期生修了作品」プログラム(修士二年) 齋藤まりこ

作者紹介、今日は「第二期生修了作品」プログラム(修士二年)齋藤まりこさんです。

•自己紹介をどうぞ
齋藤まりこといいます。ユッグの鳥という切り絵アニメーション作品を制作しました。芸大のデザイン科を経てアニメーション科へ入学しました。現在二期生ですが、一年休学をさせていただいたので半分一期生です。

なぜアニメーションをつくっているのですか?
それが私にとっても最適な方法かどうかは分かりません、自分がアニメーションを通して一体何を出来るのかを考えたいからです。

なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
芸大の学部から同じ芸大の院へ進む事は考えていました。そこでアニメーション科が新設されると聞いて、全く新しい環境で新しい事に挑戦してみようと思ったからです。それにくわえ伊藤先生が教授としていらっしゃったところが大きいです。学部時代私は伊藤先生のPV作品を見て感動して。デザイン科の特設講義で伊藤先生のアニメーション演習を受講して以来立体アニメーションといものを更に学びたいと思っていました。

実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
色々なものの捉え方や表現にふれとても有意義でした。世の中には人の中に更なる世界観があってそれアニメーションという形をもって表現されている、そう考えると物理的に世界と考えていたものが更に広がったというのが第一印象でした。先生方の講義でのお話や講義中に視聴した作品に純粋に感動もしました、また自分の表現や考えが狭いなあと思い落ち込んだ事もありました。とても刺激的な学校生活だったと思います。

作品を見る人に何を求めますか?
映像に限らず作品を見るにあたって後々の説明というものは私は必要ないと思います。目の前に映し出される事が全てです。

在学中、アニメション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
アニメーションに関しては新しい世界だったので、アニメーションを模索する事で一杯一杯でした。。。在学中、アニメション以外で熱心に取り組んだことはありますか?

在学中、出来なかったことはありますか?
他の表現との接点を探すというか自分の中での整理整頓がうまく出来ませんでした。なのでそこはこれからの課題です。

今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
常日頃から計画性が必要だと思って、ます 制作に限らず 全てにおいて。

今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
情報しかり今は何でも早いじゃないですか。そういう劇的に日々変化する社会に対する軸だったり、自分の中の軸だったり、そういうものを見定める余裕が必要だなーと思います。

今後はどんな活動をされますか?
映像に限らずデザインでの表現の幅も広げて活動していこうと思います。

最近気になっているもの、ことは何ですか?
修了制作を通して更にアニメーションというものが気になって気になって仕方ないです。更に模索を続けていこうと思います。

最後にメッセージをどうぞ
制作に限らず思い悩む事は人生に沢山あると思います。それだけの事を思っていたところで何も解決しない場合が多いです。違う事をする、逆の事をする、一新する。私のアニメーション科での3年間はそういう事だったと今振り返って感じています。


齋藤まりこさんの作品『ユッグの鳥』は「第二期生修了作品」プログラムで上映いたします。
どうぞよろしくお願いします。



0 件のコメント:

コメントを投稿