2011年2月23日水曜日

作者紹介「第二期生修了作品」プログラム(修士二年) 牧野惇

作者紹介、今日は「第二期生修了作品」プログラム(修士二年)牧野惇さんです。

自己紹介をどうぞ
福井県武生市生まれの牧野 惇です。
Academy of Arts,Architecture and Design in Pragueで修士を取得後、この学校に来ました。チェコ時代から常にスケッチブックを持ち歩いています。働いています。


なぜアニメーションをつくっているのですか?
アニメーションが総合的な表現だからでしょうかね。

なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
チェコの映画祭で観た山村先生の「カフカ 田舎医者」に衝撃を受けたのと、帰国して何をしようも何も無かったのでまずは関東に出ようと決心したからです。

実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。
入学式の後の上映会で、仲間の作品を観て逃げ出したくなりま
した。その後も、逃げだしたくなったことが多数あります。


作品を見る人に何を求めますか?
求めるとかでは無いですが、観た後に少しでも良いので何かに
対する見方が変わっていたなら嬉しいです。

在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
仕事とフィギュア集めと仕事と仕事と仕事と仕事。

在学中、出来なかったことはありますか?
何かを得ようとか、向上しようとかそんなことを取っ払った会話をしたかったです。この瞬間生きてなくても変わらないだろうなという本当にくだらない話を先生を交えてしたかったです。


今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
ありますが、言いません。

今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
今の社会に必要なものは超圧倒的な存在です。

今後はどんな活動をされますか?
今年度は、仕事をしながらも個人制作ができるか、という課題を自分に課していました。何度もめげそうになりましたが、その課題はクリアできたので、ディレクターをしながらも、定期的に個人制作を続けます。


最近気になっているもの、ことは何ですか?
フランスのバンド・デシネです。

最後にメッセージをどうぞ
作品中にたくさんの標本が出てきます。その標本全てに名前がつけられていますが、もし二回観て頂けるなら、二回目はそれらの標本に自分で名前をつけてみてほしいです。

スケッチブックはいつでもお見せします。
お気軽にお訪ねください。

よろしくお願いします。



牧野惇さんの作品『標本の塔』は「第二期生修了作品」プログラムで上映いたします。
どうぞよろしくお願いします。

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