作者紹介、今日は「第二期生修了作品」プログラム(修士二年)河野亜季さんです。
•自己紹介をどうぞ
愛媛県うまれ。てんびん座。本専攻二期生。
京都にある同志社女子大学出身の河野亜季(こうのあき)です。
学部時代はメディアアートを勉強していました。
動物が大好きです。とくにうさぎと犬が。
半立体的な影絵アニメーション《約束》をよろしくお願いします。
皆さまと修了展でお会いできるのを楽しみにしております♪
•なぜアニメーションをつくっているのですか?
ただただ好きなんです。
•なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
一流の先生と豊かな仲間に出逢うため
つらさを楽しむことができました。
一言でいうと、つらい。
けれどそれ以上にかけがえのない仲間に出会えたことが私の財産になりました。
特に立体メンバーとは過ごす時間も多く、たくさんのことを語り合えました。
ここの仲間は皆、本気で一流を目指す人たちばかりです。
作品のことで喧嘩をすることもあります。泣くこともあります。
けれど彼らの存在は次に進む為のステップにもなります。
つらくてもふと隣を見ると純粋に自分の作品と向き合っている姿がある。
寝る間を惜しんで動画用紙にまみれ素材にまみれて
それでも手を動かし続けるみんなの眼はキラキラしています。
その中でもまれるってとってもいい経験でした。
多くの学びや感動がギュっと凝縮したそれはそれはつらく楽しい二年間でした。
•作品を見る人に何を求めますか?
私の作品はまず、素直な感覚で色を楽しんでください
次に、黒いシルエットのなかにひそむ物語を読みとってください
•在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
物語を深く追求する為の本読み。
時に、撮影でボロボロになるとラブリーチャージ。
•在学中、出来なかったことはありますか?
うさフェスタ2010に参加できなかったこと。
•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
・経験
私はまだまだ25歳ぽっちの若造です。人生の深いメッセージを表現する為には私の中に息づく
あらゆるものに経験を与えたいとおもいます。
•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
私にとってですが。。
・ユーモア
・愛すること
・利他の精神
•今後はどんな活動をされますか?
女性にしかできない表現
特に、こどものための色彩豊かなものを制作したいです。
•最近気になっているもの、ことは何ですか?
うさぎが草を食べないこと。うさぎの名前が同級生のSさんの呼び名と同じこと。
•最後にメッセージをどうぞ
作品が完成し、振り返ると多くの人の力で完成したことに再び気づきを得ました。
特に感謝を述べたいお二人がいます。
音楽担当の山本清香さん、彼女が心打つメロディを生み出すと、
音響担当の高橋享平くん、彼が映像と音楽を艶やかに繋いでくれました。
お二人には夏から長い期間、再三のわがままな監督の要求にも関わらず最後まで共同制作者として
応えていただいたことに大変感謝しています。ありがとうございました。
藝大では個人制作の場から恊働して作品をつくることの大切さを学べたことが大きな収穫だったの
ではないかと思います。
そして、暖かく見守っていただいた伊藤有壱先生はじめ多くの教えをくださった先生方や助手さん、
ナレーションで命を与えてくださった廣川三憲さん、そして一番近くで刺激をしあった仲間たちにも
心から感謝をしたいです。
ありがとう。
私の作品《約束》、これが今後どう成長するかはわかりませんが
第二期生の私たちの修了作品の初めての発表の場である3月18日から21日の間にいらっしゃる皆さんに、
まずは見届けてもらうことを楽しみにしています。
そして私たちの11体のSOURCEを体感していただき、次は何かの部分で皆さんのSOURCEにつなげ
られたら…と思います。
最後に、まだまだ先ですがすこし告知をさせてください。
4月26日から5月8日の間、京都の三条にあるギャラリーH2Oにて展示をします
一年次修了制作の作品《A brightening life》から発展して制作したものです。
LEDを使った光と映像と音のインスタレーション作品です。
京都の匂いがひんやりと漂う路地にある素敵な場所です。GWのおやすみ中、京都にいらした際は
是非お立寄ください。
期間◇4月26日(火)から5月8日(日)
場所◇ギャラリーH20
アクセス◇地下鉄東西線「京都市役所前」徒歩5分
地下鉄烏丸線「烏丸御池」徒歩10分
電話◇075-213-3783
河野亜季さんの作品『約束』は「第二期生修了作品」プログラムで上映いたします。
どうぞよろしくお願いします。
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