2011年7月2日土曜日

修了後作者紹介/第八回「アイデアが捕まらない。」奥田昌輝

GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE in EUROSPACE
今日は修了生、奥田昌輝さんの紹介です。




>卒業後の現在、何をしていますか?
フリーランスで、アニメーションとイラストレーションを仕事で制作しています。
それ以外は新しい作品とその他について考えています。




>大学院をなぜ入ろうと思いましたか?
>そして卒業までを振り返り改めて大学院生活はどのような物でしたか? 
元々、学部がグラフィックデザイン学科だったので、より専門的に映画(アニメーション)を学びたいと思ったのが大学院に入ろうと思った一番の理由です。
大学院生活を振り返ると、自分には贅沢すぎるような時間と空間が与えられていた2年間でした。
今になってそんな当たり前のことに気づくわけです。
一番贅沢だったと思うのは機材です。
フリーランスでやっていくことになって、僕が真っ先にしたことは機材を購入することでした。
大学院には、制作に関するあらゆる機材がそろっています。
映像に関する機材だけでなく、音に関する機材も充実していますし、アニメーションを制作するに当たって不自由したことはほぼ無いと言っても過言ではありません。
高価な機材を買い、制作スペースを借りてやっと1人で制作できる環境が整いましたが、まだまだ学校の機材に比べると足りないものにばかりです。



>本作品は自分にとってどのような作品でしょうか。
>また、この作品を今後どのような形で発表していきたいですか?
作品を完成させることが何かの転換点になる、ということがあると思います。
今回の作品は、自分にとってまさにそんな作品です。
制作している最中は考えていなかったことですが、今までの自分や自分の作品をこの作品を作ることでリセットしたかったんだと思います。
本作品の発表は主に映画祭でしていくつもりです。
しかし、これだとあくまでもコンペに入らないといけないので、難しいかもしれません。
その場合は、あまり日の目を見ない作品になる可能性があります。




>今後の抱負をお願いします。
負けないもん!



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