2011年5月3日火曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)モリシタトヨミ


作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)モリシタトヨミさんです。


・自己紹介をどうぞ 
「Flowers」を制作したモリシタトヨミです。プロデュース系の事をやろうと思い藝大に入ったのですが、思った以上に実作する時間しかとれず、途方にくれています。 

・なぜアニメーションをつくっているのですか?

まずは自分の絵が「動いた」事への感動から。自分の作品なのに「命」を預かってるような、そんな気持ちになるのはアニメーションだけです。
元々イラスト/キャラクターデザイン系の仕事をしていたのですが、「紙」媒体の作品は商品として流通に乗らないと人の目に留まらず、それは「消費」されて終わり、後にほとんど残らない。アニメーション/映像というメディアはWEBや劇場上映会など、多岐に渡る発表方法がありアーカイブされる可能性もあり、魅力的です。

・なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?

アート・コーディネーター/プロデューサーとして仕事をしたいと考えているので、1つ専門性を持つ必要を感じ、学費の安い国公立の大学院でアニメーション専攻がある藝大を受験しました。


・実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。

人生で一番忙しい1年を過ごしました。そしてアニメーションの奥深さとコミュニケーション・ツールとしての可能性も学びました。 

・作品を見る人に何を求めますか?
私は主に女性の為に作っているので、女の子に何かが伝わったら嬉しいです。 


・在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?

アートマネージメント系講座に通ってコミュニティ・アートの現状把握。 

・ 在学中、出来なかったことはありますか?

本を読む事、友人と遊ぶ事、ダンス鑑賞、アートプロデュースの為のリサーチと実践。 

・今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?

時間とお金と協力者。あと、良く冷えたビールか赤ワイン。あ、あとうちの犬! 

・今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか? 
メディア・リテラシー。

・今後はどんな活動をされますか?

在学中にアート系のNPO法人が作れたら…と入学前は考えていましたが、確実に無理そうなので、将来それが実現できるようやれる事を少しづつやっていきたいです。 

・最近気になっているもの、ことは何ですか? 
政治家の無能ぶり。 

・最後にメッセージをどうぞ

初心者レベルでお見苦しい点も多いと思いますが、今の私の精一杯で作りました。ほんの少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


モリシタトヨミさんの作品『Flowers』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。

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