2011年5月6日金曜日

「GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE」開始!

こんにちは。実行委員の折笠です。
立て込んでおりまして、その様子をお伝えできずにおりましたが、
搬入は無事に終了しまして、昨日GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE」開始しました!

5月5日の昨日は関係者•招待者様をお招きしまして内覧上映会を開催いたしました。





大小二つの視聴覚室での修了作品の上映は勿論、一回ロビーでは作品の撮影素材等の展示、作者の創作のSOURCEにせまる、インタビュー、メイキング映像を上映しております。

実際に来て見ていただければと思いますが、展示の様子を一枚だけ。



内覧上映会は多くの方にご来場いただき、作品や展示についての感想など、多くの有り難いお言葉を頂きました。今後の励みになります。本当にありがとうございました。
そして…



昨年アニメーション専攻を修了された一期生の皆さまからお祝いのお花をいただきました。
一期生の皆さま、ありがとうございます!

今日から一般上映が始まります。
どうぞ横浜にお越し下さい〜。

2011年5月3日火曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)モリシタトヨミ


作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)モリシタトヨミさんです。


・自己紹介をどうぞ 
「Flowers」を制作したモリシタトヨミです。プロデュース系の事をやろうと思い藝大に入ったのですが、思った以上に実作する時間しかとれず、途方にくれています。 

・なぜアニメーションをつくっているのですか?

まずは自分の絵が「動いた」事への感動から。自分の作品なのに「命」を預かってるような、そんな気持ちになるのはアニメーションだけです。
元々イラスト/キャラクターデザイン系の仕事をしていたのですが、「紙」媒体の作品は商品として流通に乗らないと人の目に留まらず、それは「消費」されて終わり、後にほとんど残らない。アニメーション/映像というメディアはWEBや劇場上映会など、多岐に渡る発表方法がありアーカイブされる可能性もあり、魅力的です。

・なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?

アート・コーディネーター/プロデューサーとして仕事をしたいと考えているので、1つ専門性を持つ必要を感じ、学費の安い国公立の大学院でアニメーション専攻がある藝大を受験しました。


・実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。

人生で一番忙しい1年を過ごしました。そしてアニメーションの奥深さとコミュニケーション・ツールとしての可能性も学びました。 

・作品を見る人に何を求めますか?
私は主に女性の為に作っているので、女の子に何かが伝わったら嬉しいです。 


・在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?

アートマネージメント系講座に通ってコミュニティ・アートの現状把握。 

・ 在学中、出来なかったことはありますか?

本を読む事、友人と遊ぶ事、ダンス鑑賞、アートプロデュースの為のリサーチと実践。 

・今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?

時間とお金と協力者。あと、良く冷えたビールか赤ワイン。あ、あとうちの犬! 

・今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか? 
メディア・リテラシー。

・今後はどんな活動をされますか?

在学中にアート系のNPO法人が作れたら…と入学前は考えていましたが、確実に無理そうなので、将来それが実現できるようやれる事を少しづつやっていきたいです。 

・最近気になっているもの、ことは何ですか? 
政治家の無能ぶり。 

・最後にメッセージをどうぞ

初心者レベルでお見苦しい点も多いと思いますが、今の私の精一杯で作りました。ほんの少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


モリシタトヨミさんの作品『Flowers』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。

2011年5月2日月曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)白石慶子

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)白石慶子さんです。


•自己紹介をどうぞ
白石慶子
1985年東京生まれ。
多摩美術大学映像演劇学科卒業後、
CGアニメーターの仕事を経て、本専攻へ。
今回はアニメーション作品「いないいないばあば」を上映致します。



•なぜアニメーションをつくっているのですか?
時間芸術が好きだからです。
人間の記憶、
映像の記録に対し、
アニメーションは両時間を表現出来るのではないかと思っています。


 •なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか? 
ンディペンデントアニメーション制作の為です。
また、教育機関・国立といった根源的なものに興味がありました。


 •実際、芸大に入ってどうでしたか?
印象に残っている事などあれば教えてください。
インディペンデント、とは言え沢山の方々にお力添え頂き制作しています。
アドバイスを下さった教授陣や助手陣、
音を制作して下さった音楽環境創造科の方々。
皆様がいなければ今回の作品はなかったと思います。


 •作品を見る人に何を求めますか? 
作品を見るということは、
フレーム間、まばたき等も、見ていると思います。
受け手が作り出したアニメーションに何かを見出して頂けたら幸いです。


 •在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか? 
出来るだけ国内を旅しました。
(広島平和記念式典、大久野島、奈良尼僧寺等)


 •在学中、出来なかったことはありますか? 
海外旅行が出来ませんでした。
(以前はインド、タイ、バリ等、毎年行っていました)


•今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
自分の内を突き詰めた先に宇宙のようなものを探してきましたが、
外の世界に昇華した先に自分の細胞を見つけることもしたいです。
 
•今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか? 
「いないいないばあ」は相手を直視する、という事でしたが、
最近は震災や情報の氾濫から時には目をつむる、ということも大切だと思っています。


 •今後はどんな活動をされますか? 
今年度も、
平日は大学院の生徒、
休日は美術予備校で講師をします。
作品と作家両方に興味があるので、
作ったものを残すことと、ものを作る人を残したいです。


•最近気になっているもの、ことは何ですか?
 次回のアニメーション修了作品の事です。
実写映像は現実を事実化するか、
アニメーションは現実を真実化するか等、
気になっている、というか、気が気ではありません…。

•最後にメッセージをどうぞ 
この度の震災で様々な事を考えましたが、
それでも表現者に出来ることは表に現す事だと思いました。
宜しければ制作展に是非お越し下さい。
また、何かありましたらこちらまでお願い致します。http://keikoshiraishi.com/



白石慶子さんの作品『いないいないばあば』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。

2011年5月1日日曜日

作者紹介「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年) 高田苑実

作者紹介、今日は「2010年度一年次作品」プログラム(修士一年)高田苑実さんです。


・自己紹介をどうぞ
高田苑実です。イギリス留学時代から自己流でアニメーションを作り始めました。時々、舞踏ダンサーです。

・ なぜアニメーションをつくっているのですか?
私は元々身体表現に興味があるのですが、アニメーションはその延長線上にあると思っています。
アニメーションはもっとマジカルで、だけど限定的で、玉手箱みたいだとおもいます。 
・なぜ芸大の院に入ろうと思ったのですか?
あの東京芸大がアニメーションの科を作るということに大きな意味を感じたからです。アニメーションはこれから本格的に芸術の一分野になっていくのかと。

・実際、芸大に入ってどうでしたか?印象に残っている事などあれば教えてください。1年目の前期の集中的な講義・実習の忙しさは今思うといとおしいです。

・作品を見る人に何を求めますか?
おもしろいかおもしろくないかわからないときは、無理におもしろいかおもしろくないか決めなくてもいいと思います。さめた視点でつきはなして見てください。

・在学中、アニメ―ション以外で熱心に取り組んだことはありますか?
ドライブ

・在学中、出来なかったことはありますか?
体力作り
・今の自分にとって何か必要だと思うものはありますか?
奮い立つ勇気

・今の社会にとって何か必要だと思うものはありますか?
冷静な思いやり

・今後はどんな活動をされますか?どういったかたちであれ表現活動はしていきたいなと思っています。

・最近気になっているもの、ことは何ですか?
災害時にいかに飼い猫を守ればいいのか。

・最後にメッセージをどうぞ
たいしたものは作れませんが、作品は私なりの真剣な想いのかたちです。よろしくお願いします。
 高田苑実さんの作品『草の一生』は「2010年度一年次作品」プログラムで上映いたします。どうぞよろしくお願いします。